2019.7.17(水) |
天元台8:30---(しらかばリフト)---中吾妻展望台---(しゃくなげリフト)---(つがもりリフト)---北望台9:11……9:37かもしか展望台9:42……10:10大凹の水場……11:32西吾妻山11:40……12:00西吾妻小屋(昼食)12:35……12:46吾妻神社12:50……13:02梵天岩……かもしか展望台15:14……14:35北望台---(リフト)---15:20天元台 |
かもしか展望台に戻ったあたりでまた霧雨になりました。急いで下り、14時半ごろには北望台のリフト乗場に着きました。
急いで下ったので、少しあわただしかったのですが、アルブ天元台で風呂に入ることができました。ロープウエイが事故で運休のため代行車で湯元駅まで下り、山交バスで米沢駅に向かいました。
梵天岩の下の湿地帯です。行きは雨の中を急ぎましたが、帰りにはゆっくりと池塘の高山植物を楽しみました。それにしても、チングルマの群落は見事でした。
吾妻神社からは、くっきりと西吾妻山が見えました。コルの辺りには西吾妻小屋も見えています。
けっこうな雨が降っていたので、写真も撮らずに先を急ぎ、11時半ごろに西吾妻山山頂(2,035m)に着きました。吾妻山系の最高峰ですが、山頂は、稜線上に標識があるだけです。
雨を避けて、西吾妻小屋へ向かいました。
大凹の端には水場があります。
ここからはしばらく急な登りになります。
北望台から急な斜面を登り、かもしか展望台で一休みして尾根を越すと、大凹のお花畑が見えてきます。
今回はたくさんの高山植物を見ることができました。まず、北望台からの登りの樹林帯では、ゴゼンタチバナなどの下草が色々と咲いていました。尾根を越えて明るい道に出ると、ハクサンシャクナゲやガクウラジロヨウラクなどの低灌木の花が見られました。大凹の湿地帯もワタスゲやイワカガミなどの高山植物が咲いていました。
大凹を歩いている途中から雨が降り始めました。
吾妻山 2,024m
行きは霞んでいた梵天岩です。
天元台のアルブ天元台に前泊しました。前日までの霧が上がり、花でいっぱいの天元台が見渡せます。
リフトの運転が始める前に乗場に行き、一番でリフトに乗りました。
「総称の吾妻山は非常に広範囲で、その最高峰は西吾妻山である。山群中唯一の二千米峰であるが、近隣の峰々がそれに近い高度を持っているので、飛び抜けて主峰という感じはしない。」日本百名山から
西吾妻小屋で昼食を摂り、木道を天狗岩の吾妻神社に向かいます。雨は上がり、少し見通しも良くなってきました。
1本目のしらかばリフトを登ると中吾妻展望台と書かれた施設がありました。展望台からは、最上川源流の名道の滝を望むことができます。紅葉の季節の展望は有名です。
1350mの天元台からリフトを乗り継いで、50分近くかかってリフトの終点、1820mの北望台に着きました。ここから登山開始です。